Wordで卒論とレポート作成が楽になる5つの小技【大学生・院生向け】

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Wordで卒論やレポート作成をもっと効率的にしたいと思いませんか?多くの学生が知らないWordの隠れた機能を使えば、作業が劇的に楽になります。この記事では、大学生・院生向けに、困った場面で役立つWordの小技を4つ紹介します。

Wordで図や図表を中央に美しく揃える方法

Wordで図や図表を美しく整列させる方法として、枠なしの表を活用するのがポイントです。以下の手順で、簡単に図表を中央にそろえましょう。

表を作成する
 挿入タブから「表」を選び、2行1列の表を作成します。

図を挿入する
 作成した表の1行目に図を貼り付けます。

図表番号とタイトルを配置する
 2行目には図表番号とタイトルを挿入し、両方を中央揃えにします。図表番号の挿入方法については後述します。

罫線を非表示にする
 このままだと印刷時に表の枠線が表示されるため、表の罫線を非表示に設定しましょう。

罫線の消し方

図表を途中で追加しても番号が自動で更新される方法

卒論やレポートの作成中に、途中で図を追加すると図表番号がズレてしまうことがあります。手動で番号を修正するのは非常に手間がかかりますが、Wordの自動更新機能を使えば、この問題を簡単に解決できます。

  1. 図表番号を挿入する
  • 追加したい図を左クリックで選択し、右クリック > 図表番号の挿入を選択します。
  1. 番号とタイトルを配置
  • 図の下に自動で挿入された図表番号を確認し、必要に応じて配置を整えます。不要な空白がある場合は削除してください。
  1. 全体の図表番号を更新する
  • 最後に、Ctrl + Aで文章全体を選択し、右クリック > フィールドの更新を選んでください。これで、すべての図表番号が最新の状態に自動で更新されます。
図表番号の挿入方法

文中に図表番号を自動挿入する「相互参照」の使い方

文中で「図に示す」など、図表番号を使う際には相互参照機能を活用するのが便利です**。この機能を使えば、手動で図表番号を挿入する必要がなく、番号の変更にも自動対応できます。

相互参照

1.相互参照を選択

  • 参考資料タブから「相互参照」をクリックします。

2.参照項目を設定

  • 参照する項目」で「」を選び、相互参照の文字列で「番号とラベルのみ」を選択します。

3.文中に挿入

  • 挿入ボタンを押すと、文中に自動的に図表番号が挿入され、相互リンクも設定されます。

4.相互参照を更新

  • Ctrl + Aで文章全体を選択し、右クリック > フィールドの更新を選んでください。これで相互参照も最新の状態に自動で更新されます。

ページ区切りを使ってレイアウトを崩さない方法

図が多いページでレイアウトを調整する場合、Enterキーを使って改行すると、図や文章が不安定になります。そこで使えるのがWordの「ページ区切り」機能です

  1. 挿入タブからページ区切りを選択
  • 挿入タブを開き、「ページ区切り」を選択します。

2.次のページに文章を移動

  • ページ区切りを挿入すると、その位置以降の文章は自動的に次のページに移動します。

3.レイアウトが崩れないように調整

  • ページ区切りを入れておくことで、図や文章を追加しても、レイアウトが崩れることを防ぎます。
ページ区切り

まとめ

今回紹介したWordの便利な機能を使えば、卒論やレポート作成の手間が大幅に軽減されます。特に、以下の小技が役立ちます。

  • 図の配置に表を使う
  • 自動更新される図表番号や相互参照を活用
  • ページ区切りを使ってレイアウトを固定する

これらをマスターして、作業を効率化し、ストレスの少ない論文作成を目指しましょう。

小技のその2もありますので、ぜひご覧ください!

小技のその2もあります。ぜひお読みください。

ページ番号のつけ方についてもまとめました。

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